ジュエリーのお手入れ

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ジュエリーのお手入れ
大切なジュエリーを長く愛用するために、適切なお手入れおよび保管をしましょう。

※ 本ガイドは、一般的なお手入れに関するガイドであり、メーカーのガイドに代わるものではありません。商品ごとの注意事項については、必ずメーカーのお手入れのガイドをご覧ください。

ダイヤモンドのお手入れ
ダイヤモンドは地球上で最も固い物質で、傷に強いことはいうまでもありません。しかし、ガードル(リングの外周部)に激しくぶつけると一部が欠けてしまうことがあるので注意が必要です。また、ダイヤモンドが金属とこすれると、金属部分を傷つけてしまいます。ダイヤモンドを保管する場合には、一つ一つをやわらかい布のポーチに入れて他のジュエリーを傷つけないようにするのがよいでしょう。ダイヤモンドの汚れを落とす際は、1対6の割合でアンモニアと水の溶液をつくって、やわらかいブラシでクリーニングします。1年ごとに専門店にクリーニングを依頼し、その際にダイヤモンドをセットする爪の緩みをチェックしてもらうのもよいでしょう。

カラーストーンのお手入れ
宝石の種類によりクリーニングの方法は異なります。柔らかい布でやさしく汚れを落とすというのが最も一般的な方法です。エメラルドはデリケートですから、一般的には柔らかい布でのお手入れ以外はおすすめできません。トルコ石(ターコイズ)も同様です。ルビーやサファイヤは超音波洗浄機を使うことも可能です。ただし機械に触れて振動を直接受けるとダメージを受ける可能性があるので注意が必要です。大きな石を爪で留めているジュエリーは、クリーニング時に力をこめて拭きあげると石が外れてしまうこともあるので、ていねいに扱うことをおすすめします。クリーニングの方法に自信がない場合は、専門店に依頼してクリーニングと同時に爪の緩みがないかチェックしてもらうのもよいでしょう。宝石はそれぞれに硬度(硬さ)が異なり、お互いに擦れ合うと傷をつける原因にもなります。保管の際は、個別に柔らかい布のポーチに入れるか、ジュエリーボックスを使いましょう。

真珠のお手入れ
真珠に輝きをもたらす真珠層は、炭酸カルシウムでつくられており、非常にデリケートです。真珠層は酸に弱く、汗や化粧品、果汁の飛沫などが付着すると表面が溶けてしまいます。着用し終わったら放置せず、乾いた柔らかい布でていねいに拭いてから保管してください。また、光を浴び続けると退色の原因にもなりますので、暗所に保管しておくようにしましょう。